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漢方薬はどんな味がする?

2021/07/28

漢方薬と聞くと、なんだか苦そうなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。
確かに漢方薬は苦いですが、苦さ以外の味もあります。
そこで今回は、漢方薬の味についてご紹介します。

▼漢方薬の味
漢方薬には五味とよばれる、5種類の味があります。
種類は、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(塩辛い)の5つです。

■酸味
酸味には、気が身体から漏れないようにする働きがあります。
酸味の強い漢方薬は、小青竜湯(酸味が非常に強く、舌に麻痺を感じるほど)と清暑益気湯(酸味が強く、苦味と甘味もありドロッとしている)が有名です。

■苦味
苦味には、消炎と健胃作用があります。
苦味の強い漢方薬は、黄連解毒湯(苦味がとても強く、あっさりしている)と呉茱萸湯(強い苦味と辛味と渋みがある)が代表的です。

■甘味
甘味には、緩和と滋養強壮作用があります。
甘味のある漢方薬は、小建中湯(甘みの中にわずかな辛さがある)と甘麦大棗湯などがよく知られています。

■辛味
辛味には、発散や身体を温める効果があります。
辛味のある漢方薬は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(甘さの中に辛味がある)が有名です。

■鹹味
鹹味には、凝り固まったものをほぐす働きがあります。
鹹味のある漢方薬は、大黄牡丹皮湯(独特なニオイと塩辛さ)が代表的です。

▼まとめ
漢方薬には5つの味があります。
飲みやすい漢方薬もあれば、苦味など飲みづらい種類もあるので飲み方を工夫するのがおすすめですよ。
漢方薬には色々な味があるということを覚えておきましょう。