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漢方薬の煎薬とはどういうもの?

2021/08/01

漢方薬には、大きく分けて「エキス剤」と「煎薬」があるのをご存知でしょうか。
どちらも同じ漢方薬ではありますが、効果の出方などには違いがあります。
今回は煎薬とは何であるかというお話を中心に、エキス剤との違いについてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

▼漢方薬の煎薬とは
煎薬とは、簡単に言うと「お湯で煮出した漢方薬」のことです。
近年は漢方薬というと錠剤や顆粒のように加工された形が一般的になっていますが、本来の漢方薬は煎薬の形で飲まれることが多く、現在でも8割以上が煎薬の形で販売されています。

■エキス剤との違いは?
錠剤や顆粒の形で販売されている漢方薬には、「エキス剤」という表記がありますよね。
エキス剤とは、煎薬から成分だけを抽出して加工したものを表します。
ご自身で煮出す必要がなく流通も簡単なことから、手軽に飲める漢方薬として普及しています。

■最大限の効果を得たいなら「煎薬」がおすすめ
煎薬とエキス剤を比べた時、より漢方薬の効果が期待できるのは「煎薬」のほうだと言われています。
煎薬はその場で煮出して使用するため、漢方薬の成分を余すところなく抽出することができます。
しかしエキス剤は、加工の過程で失われてしまう成分がある上に、含有成分が固定されているので体調に合わせて調合しなおすことができません。
漢方薬の効果をしっかり享受したいという方は、ぜひ煎薬の形でお飲みいただくと良いでしょう。
いきいき健康薬局でも漢方薬を煎薬として販売しており、漢ムリエの資格を持つスタッフが飲み方などのアドバイスを行っています。

▼まとめ
患者さんの中には、煎薬の形ではどうしての飲みにくいという方もいらっしゃいます。
そういう場合はエキス剤でも問題ありませんが、できれば最初は煎薬の形で試してみてください。
漢方の力を上手に生活に取り入れて、生き生きとした毎日を送ってくださいね。